東西に別れてツアー開幕
モーニング娘。らハロー!プロジェクト総出演の新春コンサートツアーが2日、東京と大阪でスタートした。モー娘や美勇伝、W(ダブルユー)ら5組30人の「ワンダフルハーツ」が東京・中野サンプラザで、安倍なつみ(24)、後藤真希(20)、松浦亜弥(19)ら10組15人の「エルダークラブ」が大阪厚生年金会館でそれぞれ歌い&踊り初め。ハロプロは年頭からパワーみなぎるステージで2006年の開幕を飾った。
東京会場のワンダフルハーツは、DEF.DIVAの「好きすぎてバカみたい」で06年の初ステージをスタートした。
晴れ着ならぬヘソ出しの衣装で、司会のまこと(37)と矢口真里(22)の掛け声を合図に「あけましておめでとうございます」とはじける笑い声で、約2000人のファンに新年のあいさつ。
ステージでは、モー娘の新垣里沙(17)とWの辻希美(18)で松浦の「LOVE涙色」を披露するなどハロプロならではの競演でファンのボルテージを一気に盛り上げた。
この日は「ワンダフル−」「エルダー−」両公演バージョンの東京公演だけに参加する「EGG」の22人も加わり、パフォーマンスを披露。ラストは、全員で「愛あらばIT’S ALL RIGHT」を熱唱し、計26曲を歌い上げた。
一方、大阪市西区の大阪厚生年金会館では、安倍なつみ、松浦亜弥らハロプロの“お姉様”たちが華麗なステージを披露。“エルダー”(年長)だからこそ可能なセクシーパフォーマンスで、約2500人のファンのため息を誘った。
「エルダークラブ」は、安倍、松浦のほか、飯田圭織(24)、保田圭(25)、後藤真希、稲葉貴子(31)、「ココナッツ娘。」、「カントリー娘。」、メロン記念日、前田有紀(26)の総勢15人。和服風のドレスにタイツ姿の15人は、粋とモダンを合わせたあでやかなムードで激しく歌い踊り、冒頭から会場の盛り上がりは最高潮に達した。
シャ乱Qのたいせーとともに司会を務めたのは、元日にクリエーティブディレクター若槻善雄さん(43)と結婚したばかりのタレント加藤紀子(32)。“ミセス初仕事”の加藤は満面の笑みを浮かべ、「きょうは皆さんにひとつご報告があります。私、加藤紀子は、きのう元日に入籍しました」と報告。「お相手の方は、たいせーさんみたいに優しくてすてきな方なので、幸せな家庭を築きたいと思います」と宣言すると、客席から大きな「おめでとう!」コールが飛んだ。
加藤が運んだ幸せな雰囲気に包まれたまま、コンサートは熱っぽく展開。「恋のダンスサイト」など「モーニング娘。」のヒット曲や、おのおのの曲、「ミニモニ。」やタンポポのナンバーまで“ザ・ハロプロヒットパレード”と言える構成でファンを楽しませていた。
名古屋公演は、名古屋市民会館で「ワンダフルハーツ」が21日、「エルダークラブ」が22日に行う。
http://tochu.tokyo-np.co.jp/00/hou/20060103/spon____hou_____006.shtml